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今井聡志 Satoshi Imai Profile

2016年05月06日

充電


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ここのところ、撮影が終えると、照明やらカメラやらの電池の充電に追われる。
充電祭だ。ww
この数年は、モノブロックやクリップオンのストロボやら、撮影用白熱ライトやらLEDやら、たくさんの照明を使いこなしているので、その充電も増える一方だ。

昨年10月に、TVのバラエティー番組で、どんな暗闇でも自然光で撮影するカメラマンとして紹介されたが、、。
実は、そんなことは一切ない。笑
一応、プロのカメラマンなので。
確かに、どんなに暗くとも、自然光で、長時間露光で撮影する時もある。
撮影する光に質は、明るさや暗さは一切関係ない。
大切なことは微妙な光の流れを見ることだ。
その見極めがしっかりしていれば、(三脚さえあれば)なんでもキレイにかっこよく撮ることは簡単だ。
だが状況に応じて照明を使うことがベストであれば、ドンドン使う。
いつも現場現場で、臨機応変に光をみて対応している。
被写体を生かす撮影を考える。

照明も、当たり前のものばかりを使わない。
何でもよい。
撮影の枠に囚われない、柔軟に、なんでも使うことを心がけている。




昔は、撮影現場では、高価な機材、大量の機材を持ち込んで撮影するのが主流だった?
そういうことにこだわるカメラマンが多かったかな。
外国製の機材やら、照明をいくつも現場に持ち込んでいた。
撮影には、う〜んとムダな時間とお金をかける。
それが広告撮影だった。
まあオレは違うけどね。ww

オレは、海外旅行の専属カメラマンの時代が長かった。
なので、海外には限られた機材しか持ち込めず、いろいろと工夫をしながら撮影をしていた。
当時はリクルート社の写真部にも所属していたが、オレ以外の広告撮影をメインにしているカメラマンは、大量の機材とアシスタントを従えていたなぁ。
まあ一部を除いて、
大抵のカメラマンは大したことなかったなぁ。
写真は大したことなくとも、技術さえあれば生きていけた時代だ。


あとは時間だ。
オレはダラダラ考えない。
撮影なんて、考えてやるものじゃない。
直観でやるものだ。
ある意味、撮影はスポーツだ。
瞬発力とスピードが大切だ。


いじり倒して手垢にまみれた現場・写真は、見苦しい。




フィルム時代は、物量の時代。
ストロボでも、大光量を発する大型のストロボが多用されたいた。
スタジオで使うストロボだ。
ロケ先でのも、力任せのストロボを使っての撮影が多かったが、デジタルでは、そんな機材はロケ先では要らなくなった。
そんな時代も、懐かしいね〜





なのでTVで紹介されたような「暗闇の魔術師」でも、なんでもないんだよね〜。
それよりも「光の魔術師」を目指したいところだ。



その点、よろしくお願いします。ww





posted by RainDogs at 08:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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